銀箔、パクパク♫

 今回、描いている富士山3連作は、昼、夕方、夜の富士山です。桜と一緒に描いた富士山=昼、夕日に浮かぶ富士山、月に映える富士山を制作しています。今日は夜の月光の表現しようと思い銀箔をはりました。
 銀箔を使うのは初めてです。金箔と扱い方は同じなので別段困ることはありませんでしたが、やはり静電気によってふわふわ、ふわふわ…と羽のように舞ってしまうので息を止めての作業です。

  貼るためには、ジャパンゴールドサイズという油絵でも使える専用の溶剤を使います。塗ってすぐに箔をはるより少しおいて粘り気が出た所に貼ると付きが良く綺麗に仕上がります。
 箔もむき出しではなく一旦「あかし紙」というツルツルした紙にくっつけて扱いやすくするとスムーズです。…といっても私はまだまだです。高校時代修学旅行で何とは無しに眺めていた金閣寺は職人技の集大成だったのだと、今更ながら思いました^_^