金木犀の香

 秋の長雨が続いています。10月に入りやっと真夏日もなくなり衣替えを考えています。街路樹の金木犀が色づき、雨の中でかおる柑橘系の甘い空気が感じられます。
 金木犀は、よく芳香剤として使われているので馴染みの深い植物です。金木犀茶、金木犀酒などもあります。私はなんと言ってもその名前の響きが好きです。凛とした感じがする貴婦人のような感じを受けるからです。
 花言葉はたくさんあります。『謙虚』『謙遜』『気高い人』『真実』『陶酔』『初恋』。私が一番しっくりくるのが『陶酔』でした。お酒にもなるようなゆらゆらした気持ちになれる花だからでしょうか?

※作品は0号(140×180mm)、制作中です。