色を見る目

 昨日テレビ番組の中で色を認識する機能について特集を組んでいました。年とともに、色の中で一番見にくくなっていく色は青だそうです。
 目には錐体細胞と言うものがあり赤錐体、緑錐体、青錐体と三色存在するとのこと。人間は最初から青錐体が全錐体細胞の中で一番少ない上加齢とともに、細胞自身が減るのでなおさら青系が認識し辛くなるそうです。
 青をよく使う私にとってはちょっとドキっとする内容でした。作家にとって目は一番重要な機能ではないでしょうか。加齢とともに衰えやすいところでもあります。
 そして錐体細胞とともに衰えるのが水晶体だそうです。黄色に濁っていくとのこと、なので赤とオレンジなどの区別もつきにくくなるのだとか?
 作家の作品は年代とともに変わっていきます。こんなことも要因の一つなのかもしれません。その時の私はどんな作品を作っているのでしょうか…。楽しみのような、怖いような?