四季折々の色シリーズ、としては最後の作品になります。12月を描いた作品です。鎌倉円覚寺周辺を取材し紅葉の一番美しいと感じた場所を描きました。
鎌倉は、紅葉の名所として有名な場所です。去年は紅葉が遅くいつもは11月に色着きませんでした…。待ちに待った、燃えるような赤、あか、アカ…息が止まりそうなほどに赤一色の空気が空を染め上げていました。
しかしやはり12月だったので、小鳥や虫、様々な生き物が冬の準備をしているのがわかりました。
師走という言葉は人だけのものではないのですね。そのことを自然と感じました。
秋と冬の空気が入り乱れるさまを見た気がします。
※上は『冬支度・12月』(円覚寺付近・鎌倉市)F3号(22.0×27.3㎝)油絵
下は『大切な思い出(紅葉)』0号(18.0×14.0㎝)油絵
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