モネの愛したお酒

 先日、モネが愛し晩年食卓を彩ったお酒をいただきました。「ブラー ボモー ド ノルマンディー」という林檎酒です。
 モネは、画家として成功したあと、家族とともにジベルニーに移ります。そこは、今でも観光名所です。モネが愛した花、積みわら、日本の太鼓橋などが美しく再現されています。ジベルニーはノルマンディー地方にある片田舎です。ノルマンディーは、フランス北西部にありイギリス海峡に面しています。海産物の中でも特に牡蠣が有名です。
 そして、もう1つ有名なのが、林檎酒(シードル)です。モネのお屋敷に訪れた時、たわわに実ったリンゴの木がたくさんあったのを今でも鮮明に思い出します。といっても日本のフジや、オウリンなどと違い、小さく酸味の強い品種です。野趣あふれるものでした。
 このたびいただいたお酒もそのリンゴを使っているのかなあと感慨に浸りながら大事に飲んでいます。甘めの口当たりが良いお酒ですが意外に度数が高く、飲みすぎないよう気をつけています(^^;;