凧揚げ

 相模川で行われている大凧まつりに行きました。男の子の成長を祈願して毎年この時期に行われるものです。凧の大きさは、日本一で天保年間から続いている歴史あるお祭りのようです。

 凧は、通常お正月にあげるのですが、その由来は諸説あるようです。その中でも、私が面白いなと思った説をご紹介します。江戸時代以前、凧揚げは庶民の日常的な娯楽であったようです。しかし、参勤交代制度が始まり、凧の糸が行列の邪魔をするため、比較的参勤交代の少ないお正月に揚げることが制度可された…というものです。

 

 左の浮世絵を見ると凧も様々な形があり、当時とても親しまれた遊びだったのだなあと感じます。蛸の凧、ナマズの凧…そういえば忍者も大凧で飛翔しますがあれは伝説のことなのでしょうか。。。カメラを付けて空中撮影も行われていたようです。

 

 

 なんだか、今話題であるドローンようだなあと、連想してしまいました(^^)きっと、その前身としての役も担っているのでしょうね。今日は暑く凧揚げには風が少し弱すぎた様子でした。大凧が空いっぱいに舞う風景は来年のお楽しみにしたいと思います。