パリでのこと(美術館めぐり)

 芸術の都として、世界に君臨するパリはアートの宝庫です。大小さまざまなギャラリーがひしめき合い、美術館も盛りだくさんでした。毎日違った展示に出会えましたし、町では多くのパフォーマーが自己表現をしていました。

 この写真は本当に一部です。とても並べきれません(涙)道端にも落書きアート、公園にはオブジェ、ショーウィンドウには素晴らしい骨董品が並び、町を歩くだけでもフランス人のアートに対する関心の高さに圧倒されました。

  今もそうなのですが、実は美術館より博物館の方が好きです。美術も現代性の強いものより、骨董に近いものに興味があります。フランスは、そう言った意味で歴史を大切にしてきた国なのだなという気がします。建築、美術、歴史、全てが揃って学べる場所が多くかったです。ですからフランスの子供達は授業の一環として学芸員のレクチャーを受けながら美術館見学をしている風景をよく見ました。幼い頃から美術と触れる機会の多い環境で育ち、なんの躊躇もなく美術に触れられるということがとても素敵なことだと感じます。