支え

 私は、いろいろなものに支えられてここまで作品を描いてきました。恥ずかしい話ですが、大学に入るまで3年間浪人しましたし、その後修士課程に進んだので計6年間大学に在籍していました。大学を出て、その後就職せず、一年後には女子美・大村文子基金を頂きパリに1年滞在しました。ただただ、画家でありたいともがき、あがいていました。。。そしてそれは今でも変わりません。

 この写真は、左から母、父、私、夫です。みんなで、鞆の浦に夫の家族にご挨拶に伺った時の写真です。展示以外で、広島に訪れたことは初めてでした。鞆の浦で一番美しい場所という福禅寺・対潮桜という場所でした。広島でも記録的な寒波に見舞われ、寒いというより痛い!という感覚が正しいような前日でしたが、ここに行ったときは奇跡的な冬晴れ、鞆の浦の絶景に父はいたく感動した様子でした。その後も何度かここに行きたい行きたいといっています(^^)


 今も、まだまだ元気な父母に、夫の暖かな家族を紹介できたことがとてもうれしかったです。30年以上支えてくれた両親は、これからもきっと暖かな目で私を見ていてくれると思います。


 そして、まだまだ人生のパートナーとして、未熟な私を夫もやさしい目で見ていてくれます。そんな夫についてはまた後日、書きたいと思います。


 この作品は、鞆の浦の漁船を描いた作品です。「親子舟(鞆の浦)」14×18㎝。2016年2月4日~10日に広島・福屋八丁堀本店で行われる「第15回イレブンガールズアートコレクション展」に初出展します。

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コメント: 1
  • #1

    風 信子 (火曜日, 15 12月 2015 17:25)

    本年中はいろいろお世話になりました。
    来年もご指導のほど、お願い致します。