作品「凪(鞆の浦)」

 鞆の浦って聞いて私は、日本のどこのどんな場所か?まったく想像ができませんでした。あとから聞いたら宮崎駿さんの作品「崖の上のポニョ」の舞台イメージを生んだかもしれないとか、「流星ワゴン」の撮られた場所だとかいうことで、本当に想像力をくすぐり、物語になる場所だったのです。

 

 そんな場所を今年の夏、私は盆に合わせて訪れました。これが二度目の訪問です。その時、取材を兼ねて瀬戸内散策をしました。


 それがこの作品です。背景に見える小島は「玉津島」といいます。ですが、別名で「ネズミ島」と呼ばれています。島に渡る防波堤がネズミの尾のように見えることからこの別称がついているそうです。一周わずか15分足らずで回れます。小さな小さな島、、、その周りにはたくさんの漁船がありました。人影はお盆のためでしょうか?ほとんどなく、凪いだ海辺に漂う船。

 

 神奈川育ちの私にとって海といえば、江の島・湘南だったので、同じ海でも太平洋とは全然違う様相に、新鮮な気持ちが持てました。ぜひここを描いてみたいなと思ったのです。本当に魅力的。

 

 この作品、タイトルは「凪(鞆の浦)」45.5×90.0cm、油絵の大作になりました。海の水平線の広がりをできるだけ表現したいと思った結果、この大きさになってしまいました(^^)